田中製麺

田中製麺のこだわり

田中製麺のこだわり

良質の澱粉質をもつ小麦粉

小麦畑小麦粉 原料に
こだわる

パンと違って原料の依存度が高い麺。
田中は小麦に含まれる良質の澱粉質を特に大事にします。
澱粉質が良いと、もちもちとした食感の中にも、なめらかな部分もあり、小麦のほのかな甘みを含み、麺のバランスがよく、老化しにくいのです。

田中稔和

原料を知ることが美味しい麺つくりの一歩です。

五島灘の塩

五島灘五島灘製の塩 原料に
こだわる

塩は小麦粉のグルテンを引き締め、生地の弾力性をを増加させ、しこしことした食感を生み、風味・食感の向上、生地の乾燥防止の効果があります。
田中の麺には、塩かどのとれた味でまろやかな五島灘の「いそしお」を使っています。
小麦粉のほのかな甘味と五島灘の塩がバランスよく麺のうまみを出すのです。

田中稔和

いろいろな塩が、日本で生産されていますが、田中の麺との組み合わせを考えた場合には、五島灘のいそしおがベストパートナーだと自負しています。

毎日違う加水量・練り上げと低温熟成乾燥

微調整乾燥 製法に
こだわる

その日の環境(温度、湿度)で一番美味しくなるように、加水量、練り上げ時間も微調整です。経験がものを言う世界です。
それだけではありません。創業者田中義眞は、梅雨明け前後に製造した乾麺のうどんの美味しさに自分でも驚き、その環境・気象条件などを乾燥室で再現できたらおいしい麺ができるのではと試行錯誤した結果、日本で初めてクーラーを使用し、梅雨明け前後の環境を再現する乾燥を行いました。
めん製法も日々精進することで進化し続けているのです。
美味しい麺をお届けするためには技術向上に限りがありません。

田中稔和

最初はうまくいかなかったそうです。
クーラーメーカー様の支援もいただきながら、持ち前の美味しい麺をお客さまに提供したい。
独自の製法で麺つくりを行いたい。そんな気持ちでこの製法を産み出しました。

毎月11日はタナカの日

おまつりおまつり 地域に
こだわる

「年明けうどん」や「めんくいまつり」、「内見会」など、四季の流れに沿って、さまざまなイベントを開催し「タナカの麵」がどのようなものか味見していただいております。
地元久留米市、城島町を中心に市内外で催されるイベント(2月 城島酒蔵びらき、6月 エツ祭り、9月 城島夢まつり)でもタナカの味わってもらい、評価をいただき、これからの麵作りへの参考とさせていただいております。 

田中稔和

四十年近く前、外食産業のお客さままら、「田中製麺の製造する麺は本当においしいね。でも、こんなすばらしい商品が地域の人に愛されていますか?認知されていますか?地域の方に、ご利用されていますか?」と質問されました。
その当時、地元では、まだまだ認知されておりませんでした。
弊社は、久留米市城島町にある製麺業者です。
城島を大切にすることが、きっと、田中製麺の商品を愛してもらえるきっかけになると信じて、筑後・城島 エツの里 まぼろしの麵を発売。地域イベント、祭り、展示会、物産展等に積極的に参加して、試食をしていただき、お買いあげいただく販売方法で少しづつ認知いただけるようになりました。
弊社は、地域との共生を常に考え行動していきます。地域が元気になる事が、私たちの喜びとなっています。 

麺匠 田中義眞の教え

教え会議 魂に
こだわる

麺つくりの基本は原料です。現実はいろいろな壁にぶつかります。その時に基本に戻ります。
美味しい麺をお客さまに提供したいという真心を込めてお届けしています。

田中稔和

創業者 田中義眞は工場での製造終了後、いつも私たちの事務所にきて語りかけました。
「麵づくりは誰にでもできます。小麦粉と塩と水を混ぜてつくるだけです。誰がつくっても一応麵はできます。 でも製造者の真心がこもっていなければおいしい麺はできないよ。 毎日、毎日の麵製造では、特に気象条件(温度・湿度)を考慮しなさい。加水量、そしてミキサー時間は、真剣勝負だ。練りあげで品質の90%が決定される。後で修正しても無駄だ。だからこそ練りあげをないがしろにしてはならない。できた製品を毎日食べることにより、製造者が、その日の良しあしを判断できる。毎日、毎日自分の製造した麺を食べなさい。そして自分で記録して修正しなさい。その経験値が必ず活きてくる。」
この言葉が今も製造現場に息づいています。そして新しい麺づくりにも活かされているのです。

田中製麺のあゆみ

田中義眞

田中製麺は九州の一級河川・筑後川にほど近い、福岡県久留米市城島町(旧 三潴郡城島町)の製麵所です。
田中義眞は1948年4月に創業すると、飽くなき探究心で品質向上を自らに課しつづけ、近くの製粉工場に足繁く通いながら精力的に学び、原料の知識を深め独自の製法を生み出していきました。

20年後の1968年、半生ちゃんぽん麺/半生焼きそば麺/蒸し麺(α麺)を独自の製法で開発し製造開始。OEMを中心に全国展開し成長します。
1972年には、九州でいち早く、びっくりうどん/長崎ちゃんぽん/ざるそば/冷やし中華/博多ラーメンなどの半生商材を中心に商品を展開。乾麺/生めんしかない市場に、半生で日持ちのするオリジナルの常温商材を開発し発売。
その後、外食産業様との取引や従来の家庭用・業務用商品の製造だけではなく、地元に密着し原料にこだわった(弊社指定原料粉)和風麺ブランド、「筑後・城島 えつの里 まぼろしの麺」清き流川シリーズをスタート。
2000年からは、地元のお客さまと交流するために田中製麺工場でのイベントを開催。お客さまに試食いただき〜納得いただき〜購買いただく。おそらく九州で一番、試食販売を行ってきたのではないでしょうか。

そしていよいよ2015年7月に「田中の麺家」をオープン。
工場で製造した商品を販売・飲食できる空間をつくり、お客様のニーズをお聞かせいただき、そのニーズに応えていく新しい商品ブランド「田中の麵家シリーズ」をスタートさせました。
例えば、内容量も3人前から1人前へ。一人ひとり好みが違い、食べる時間などがそれぞれ違うライフスタイルに合わせます。お客様のニーズに応えながら、さらに品質にこだわり、食べて嬉しく、贈って喜ばれる商品開発を進めていきます。
「手軽に簡単調理できておいしい」「国産原料にこだわる」「機能性がある」「高い品質」+「からだによい」+「オリジナル性のある商品」を開発。
これからもお客様に喜んでもらえる商品をつくり続けます。

1948年 創業。福岡県三潴郡城島町(現久留米市)にて乾麺の製造販売を始める
1968年 半生麺(α麺)ちゃんぽん、やきそばを独自の製法で販売
1972年 独自で低温熟成乾燥ラインを開発、半生(うどん、そば、ひやむぎ、ざるうどん)を製造販売
1977年 皿うどん(かたやきそば)製造販売を始める
1983年 筑後・城島ブランドとしてえつの里 まぼろしの麺、清き流川(うどん、そば、ひやむぎ)を発売 地域に根ざした販売を始める
1985年 田中製麺仕入先さまの会 タナカ会設立
1994年 新工場完成(半生中華ライン)、揚麺(皿うどんライン)弊社田中義眞が自ら考案したオリジナル機械を導入 品質レベルを更に向上
2000年 田中製麺 めんくいまつりをスタート お客様とのパイプ作りをスタート
2005年 田中製麺 ドットコムホームページ開設、ネットでの販売をスタート
2015年 田中の麺家 スタート

会社概要

社名 田中製麺
代表者 田中稔和
本社工場 福岡県久留米市城島町六町原795
連絡先 電話:0942-62-2014/0120-201-488
FAX:0942-62-5862
[email protected]
製造製品 半生うどん/そば/ひやむぎ/ざるうどん/ちゃんぽん/博多ラーメン/冷やし中華など
工場能力(8H) 揚麺ライン 25,000食
中華半生ライン 30,000食
和風半生ライン 20,000食
会社理念 お客様に喜ばれる製品を第一に」を合言葉に、美味しさの中に感動、喜び、雰囲気、おもてなし、幸福をあたえられるよう真心のこもった仕事をおこないます。 お客様、仕入先様との信頼関係が会社の繁栄につながり、又、われわれ社員の資質向上が会社継続のエネルギー源です。 地域とともに共生できる会社として変化していきます。
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